チンパンジーといえば、どんなシーンを思い浮かびますか?
私は、TV番組でタレントとチンパンジーが一緒に歩いているシーンや人間と隣でじゃれているシーンを思い出します。
同じようなシーンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
「チンパンジーは、人間と仲良く手をつないで歩くことができる!」と思っていたのですが、実はチンパンジーはある年齢を超えると乱暴になってしまい危険になるケースがあります。
今回は、チンパンジーが乱暴になって危険な年齢について、お話いたします
。
チンパンジーは危険な動物なのか
動物園で見かけるチンパンジーは、穏やかで落ち着いていますよね。
ですが、野生の中で暮らしているチンパンジーは、エサの捕獲や縄張り争いのために共食いをしてしまったり、自分の子供を食べてしまったり・・・とTV番組や動物園でみるチンパンジーからは想像できないぐらい乱暴になるときがあります。
何歳から乱暴になってしまうのか?
チンパンジーは大人になるにつれて感情を抑えられなくなり乱暴になってしまうと言われています。
チンパンジーが成人する年齢は「約10歳」ですので、8歳になる頃から徐々に怒りを抑えられなくなります。
共食いを始めてしまう理由は明確には判明していませんが、感情や怒りを抑えられなくなって、同じチンパンジーを襲ってしまうのかもしれませんね。
動物園にいるチンパンジーも危険!?
「動物園のチンパンジーはヒトを襲うことはない!」と思っている方もいるとは思いますが、実は、動物園にいるからといって、ヒトを襲わないということはありません。
大人になるチンパンジーは、鑑賞しているヒトに対して、石や砂、フンを投げてくることがあります。
また、飼育員を襲ってしまいケガをしてしまったケースもあります。
穏やかな動物だと思って、むやみにチンパンジーに近づくのは危険な行為などで気をつけましょう!
まとめ
TV番組で人間と歩いているチンパンジーが子供なのは、大人になると乱暴になってしまい危険だからです。
人間も大人になると、子供の時よりストレスが増えて、イライラして怒るときが多くなりますよね。
もしかしたら、チンパンジーも大人になるにつれてイライラしてしまい、ストレスで、思わず乱暴になってしまうのかもしれませんね。