チンパンジーとゴリラと猿。
どれも大きさは違っても同じような見た目をしていますよね。
実は、この3種類の動物は見た目は似ていても、強さや知能が違います。
今回は、チンパンジー、ゴリラ、猿の違いについてご説明します。
チンパンジーとゴリラは同じ祖先から生まれている
私たち人間とチンパンジーとゴリラはなんだか顔が似ていますよね。
実は、人間とチンパンジーとゴリラは元々同じ祖先で「猿人類の共通祖先」から誕生しています。
進化にしていく過程で、それぞれの動物に分岐していきます。
最初はオランウータン、次にゴリラ、そして、最後に人間とチンパンジーで誕生しました。
チンパンジー、ゴリラ、人間は、同じ祖先「猿人類の共通祖先」であることから、顔や手が似ています。
チンパンジーとゴリラと猿の握力と知能の違い
同じ祖先で生まれていても進化していく過程で、握力と知能が変わっていきました。
それぞれの動物の強さについて説明いたします。
チンパンジー
チンパンジーは知能が高く、人間と同じようにジャンケンやTVゲームをするケースもあります。
握力は平均にして300kgです。
人間と比べると明らかにチンパンジーの方が握力は高いですね。
ゴリラ
成人したオスのゴリラの握力は平均500kgと言われています。
体はチンパンジーや猿よりも筋肉があり、ゴリラのカラダは筋肉で構成されています。
ゴリラは頭もよく、中には、人間の手話を覚えて会話しているゴリラもいます。
猿(ニホンザル)
猿と言われている動物はたくさんいますので、ここでは、動物園や温泉街などで見かけることが多い「ニホンザル」についてご説明します。
ニホンザルの握力は平均30kg。
ゴリラやチンパンジーと比べると握力は強くはないです。
知能はチンパンジーやゴリラと比べると低く、ジャンケンも手話もできません。
ですが、ネコや犬より知能はあるため、楽しい・悲しいなどの様々な感情を感じることはできます。
まとめ
握力の数字だけを並べてみると一番強いのはゴリラですが、ゴリラは穏やかな性格で争いことが嫌いです。
チンパンジーは大人になると感情を抑えられなくなり乱暴になり、時には共食いをしています。
チンパンジー、ゴリラ、猿のなかで一番強くて危険な動物はチンパンジーなのかもしれませんね。