動物園で人気があってよく見かける動物といえば「チンパンジー」ではないでしょうか?
チンパンジーは人間に最も近い動物と言われていて、なんだか観察していると人間に似ているし、人間の同じような行動をとることがあります。
さて、チンパンジーは人間に似ているけど、寿命も人間と同じなのでしょうか?
そして、野生のチンパンジーは何年生きるのかをご説明いたします。
目次
野生のチンパンジーについて
まずは野生のチンパンジーについてご説明いたします。
野生のチンパンジーの生息地
野生のチンパンジーは「アフリカ」に生息しています。
- ダンザニア
- セネガル
- コンゴ共和国
などといった国に住んでいます。
実は絶滅危惧種!?
実は野生のチンパンジーは絶滅危惧種というのは知っていましたか?
寿命が縮んでいるといわけでなく、お金を得るための密猟目的や食材にされているからです。
現在、野生のチンパンジーを保護する活動も広がっています。
チンパンジーの寿命について
では、チンパンジーの寿命についてご説明いたします。
動物園にいるチンパンジーと野生のチンパンジーでは平均寿命が違っています。
動物園のチンパンジーの寿命
動物園に暮らしているチンパンジーの寿命は「約40年~50年」とされています。
野生のチンパンジーより長く生きます。
動物園で暮らしていたチンパンジーの中で長く生きた年齢は「76歳」。
映画にも出演したことがあり、もっとも長生きしたチンパンジーとしてギネス記録をとっています。
野生のチンパンジーの寿命
アフリカに生息している野生のチンパンジーの寿命は「約15年」とされています。
なぜ、動物園で暮らしているチンパンジーと比べて、こんなにも寿命は短いのでしょうか?
それは、子供のチンパンジーにとって自然が過酷な環境だからです。
ほとんどの野生のチンパンジーは子供の時に命を落としてしまいます。
無事に大人になったとしても約25年が平均寿命となっています。
まとめ
動物園で暮らしているチンパンジーと野生のチンパンジーで、平均寿命の差がありますよね。
寿命が短くても自然の中で暮らした方が幸せなのか、動物園で暮らして長生きしたほうが幸せなのか・・・どっちの方がチンパンジーにとって幸せなのかを考えてしまいました。
どちらにしても、チンパンジーが平和に暮らしていけることがイチバンですよね!