チンパンジーは人間に最も近い動物だと言われています。
では、なぜ人間に最も近い動物なのでしょうか?
確かに、チンパンジーの顔は、なんだか人間にそっくりですし、チンパンジーの見た目もなんとなく人間に似ています。
チンパンジーと人間の祖先は同じなのか?
進化の過程でいつ分岐したのか?
詳しくお話していきます。
チンパンジーと人間の祖先は同じ!?
実は、私たち人間の祖先とチンパンジーやゴリラの祖先は同じなんです。
「猿人類の共通祖先」と言われています。
そう、人間も元々は猿人類だったのです。
よく「ゴリラやチンパンジーが進化したのが人間」だと思われがちですが、そうではなく、人間もチンパンジーもゴリラもオランウータンも同じ祖先「猿人類の共通祖先」から進化してきました。
人類の共通祖先から分岐した順番とは?
猿人類の共通祖先からは、人間、チンパンジー、ゴリラ、オランウータンが誕生しています。
最初に分岐したのは、オランウータン(1300万年前)、次にゴリラ(660万年前)と言われています。
最後に分岐したのは、人間とチンパンジーです。
では、いつ、猿人類の共通祖先から人間とチンパンジーに別れたのでしょうか。
チンパンジーと人間はいつ分岐したのか
チンパンジーと人間が分岐したのは約490万年前だと言われています。
チンパンジー以外に残った動物が私たち「人間」です。
人間には、生きていくために共認機能が無意識に発生して脳の容量を増やし、チンパンジーは生きていくために筋肉を発達していったと考えられています。
チンパンジーと人間が徐々に分岐するときに、無意識に共認機能が働いたのが人間となり、筋肉が発達したのがチンパンジーになったと想像することができますよね。
まとめ
人間とチンパンジーが同じ祖先「猿人類の共通祖先」から進化したというのはビックリしました。
だから、チンパンジーと人間は似ている部分が多いのではないかと考えることもできました。
もしかしたら、未来は、チンパンジーももっと進化して人間と区別がつかなくなるかもしれませんね。